岩崎学術出版社様の新刊単行本です。
 
A5判、274頁、上製造本
編集者・S様との仕事です。
毎々お声かけいただき有難うございます。
 

岩崎学術出版社様との仕事_1
岩崎学術出版社様との仕事_2

 

以下、本の内容紹介より引用、

 
スーパービジョンについて
大家マックウィリアムズが徹底詳解。

 
「分析的セラピストだけでなくすべてのセラピストの役に立つ本だと思う。
これからスーパービジョンを受けようという人、今受けている人、
そしてスーパーバイザーの方々にもぜひ読んでもらいたい」
(成田善弘「監訳者まえがき」より)。

 
目次
 
はじめに
第1章 精神分析的スーパービジョンの概要
第2章 精神分析的スーパービジョンの歴史的背景
第3章 心理的バイタルサイン――治療における進展の評価
第4章 個人スーパービジョンとコンサルテーション
第5章 グループスーパービジョンとコンサルテーション
第6章 スーパービジョンと倫理――より広い文脈で考える
第7章 精神分析協会におけるスーパービジョン
第8章 個人的差異と特殊なスーパービジョンの課題
第9章 スーパービジョンを最大限に活用する――スーパーバイジーのために

 
ここまで。
 

書名にもある「スーパービジョン」とは、
 
対人援助職者(スーパーバイジー)が指導者(スーパーバイザー)から
教育を受ける過程である。指導者が援助者と規則的に面接を行い、
継続的な訓練を通じて専門的スキルを向上させることを目的としている。

 
元来スーパービジョンは心理療法の技術の向上を目指すうえでの教育方法であった。
(中略)現代においては精神医学、心理学にとどまらず福祉、教育、介護などの分野で
一般的な教育方法として広く用いられている。

(wikiより引用)
 
とあります。
 

白地装丁のデザイン_1
白地装丁のデザイン_2
白地装丁のデザイン_3
 

装丁に関しては、
編集様から、ある程度の高級感(仕様、定価)が欲しいが、
手に取りやすい雰囲気も欲しいとご要望。
訳者の先生からは、色のリクエストがありました。
(結果的に英語箇所に使用)
 

上にプラスして翻訳書然とした顔も欲しいし、
白地で何かビジュアル、それも自然物で「向上」「成長」を意味させ、
スーパーバイジー、スーパーバイザーを
イメージできるようなモチーフ配置したいなと
個人的に思ったのでした。
 

ということで、
あれやこれやとモチーフ選択、それを変えたり、
配置を何度もやり直したりで
最終的に上画像のようなデザインに。
 

書名を細めの明朝体で決めたいな。
というところは拘ってました。
(感覚的な部分で)
 


 
 
岩崎学術出版社様との仕事_3
岩崎学術出版社様との仕事_4
 
 
大家マックウイリアムズ氏、久々の新刊邦訳だそうです。
分析の専門家以外の心理士の方々、若い心理士さん達にも
ぜひ読んでいただきたい内容です。
本書が多くの方の元に届かれること、
心より願っております。

 
 
4.25頃発売予定
装丁担当